[review] 池上彰さんの本で経済入門!





経済ってよくわからん、自分には関係ない・・・そんな人にわかりやすい解説でおなじみの池上彰さんの本はうってつけだ。経済がきっと面白くなる!お勧めの3冊を紹介しようと思う。




池上彰のお金の学校


池上彰のお金の学校 (朝日新書) Kindle版

のっけから

お金って何?どうやって生まれたの?

って根本的な疑問を池上さんがわかりやすく教えてくれる。値段の『ネ』の由来など、豆知識もちょいちょいあってためになる。

ほかに銀行、投資、保険、税金について解説。仕組みの解説はもちろんのこと、なぜ生まれたのかについても丁寧に説明しており理解が深まる。何より自分の生活にどう関係してくるのか?がよくわかるので、これらを自分の生活から遠く感じている人ほど読んでほしい。きっと読後は身近になるはずだ。

池上彰の「経済学」講義1 歴史編


池上彰の「経済学」講義1 歴史編 戦後70年 世界経済の歩み (角川文庫) Kindle版

第2次大戦後の歴史を経済学の観点でわかりやすく解説。実際に愛知学院大学の経済学部向けに実施された全15回の講義を書籍化したもの。講義での語り口調、学生とのやり取りもそのまま載っているので読んでいて実際に受講しているような臨場感がある。

戦後復興、東西冷戦、高度経済成長、公害問題、社会主義、といった歴史的なキーワードを元に世界経済の歩みを学べる。例えば敗戦後の日本はいかに復興したか?も経済の観点で説明している。国民みんなが頑張りました的な精神論や根性論ではなく、経済学を用いて理論的に解説していて読後の納得感が半端ない。

本書の中で池上さんは「経済学はお金を儲けるための学問でない」と断言している。じゃあ何?と気になったら本書を読んでほしい。




高校生からわかる「資本論」


池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」 (ホーム社) Kindle版

高校生と銘打っているがビジネスパーソンにお勧めしたい一冊
みんな名前くらいは聞いたことがある資本論。多分ほとんどの人は読んだことがないし読もうとも思わない本だろう。しかし池上さんが解説するとなぜか読みたくなる不思議。

たとえば昨今発生してる企業の不祥事。産地偽装、手抜き工事、品質詐称、粉飾決算、etc・・・いっぱいありますね。これらが起きる本質的な理由をズバリ指摘している。100年以上も前の本ですよ。

作者のマルクスもについても触れていて、執筆に至るまでの経緯をちょっとしたトリビアを交えて紹介している。元は池上さんと同じ新聞記者だったとか、相当偏屈な人だったとか、極貧だったとか、マルクスの人間像が浮かび上がってきて面白い。